かくして長い長い、あまりにも長い、
ほとほと愛想が尽きるほど長い、許し難いほど長い闘いの旅で
恋人、いや妻を救い出した主人公。
妻と子をリハクの元へ預けて本格的に魔皇帝を討つ旅を始めるぜぁーっ!!
『私は リハク軍の者です。
リハク様の みなとが おそわれました。』 |
使えねぇー
ついに魔皇帝御大自ら御出陣!
ヒューイ『我は 風のヒューイ!!
魔皇帝 かくご〜っ!!』 |
あ、ぼん♪
シュレン『おれのなは ほのおのシュレン!!
我が おとうと ヒューイのかたき!!
死ねぃ 魔皇帝!!』 |
あ、ぼん♪
いや…… キミ達じゃ…… ね……
なんつーか、ザコだし?
絵も色違いだしね、キミら。
原作に
似せる気すらないデザインだしね。
しかしまだ海のリハクが居る!
さぁ
リハクよ! 得意のトラップ戦術で妻と子を守ってくれ!
※2000歳の人にじじい呼ばわりされるリハク
で、そんな策略など効くはずもなく。
魔皇帝『我がむすめよ!! 魔皇帝と天帝 どちらをえらぶ!!』
恋人『私は 主人公のつま!!
たとえ このみが 滅びようとも 主人公と ともに!!』
魔皇帝『ゆるせぬ!!
たとえ 我が むすめであろうとも 死ね!! ハァ〜!!』 |
え? 死ぬの!?
せっかく助けたのにもう死ぬの!?
と、さすがにそんなことはなく間一髪でリハクが助けるのでした!
ナイスガッツ! 珍しくナイスガッツ!!
魔皇帝『わぁ〜はっはっはっははは!!(ボイス入り)』 |
討ち漏らしたのに
何笑ってんのこの人ぉ―――っ!!
なんだかよく解らぬがリハクの街!
リハクシチーへ急がねばなるまい!
って、死んでるしぃ――っ!
いっ! 今まで! 長々と! 旅をして来て!
やっと! 助け出した! 瞬間に! もう! ご臨終! ですか!
リハク『魔皇帝の力が あれほどとは
このうみのリハクのめを もってしても
みぬけなかったわ!!』 |
はいはい。
むすこ『おとうさん!!
かあさんのかたきを うちたい!!
ぼ、ぼくに 拳法を おしえてよ!!』 |
む、むすこの口調が変わってる!?
さっきまで『〜参ります』とかだったのに!
レイ『よし ぼうず!! おれが おしえてやろう!!
いいか!! 拳法の修行は かなり きつい!!
とちゅうで ねをあげたら ほっぽりだすぞ!!』 |
仮にもうちの子なんですけど!?
というかなんでレイがそんな
熱血体育教師口調なんでしょうか……
ああ…… 行っちゃったよ……
次に会うときはまた違う意味でイッちゃった息子になってるんだろうな……
こんなふうに。
えー、そんなところで
シュウ様から海の向こうで
北斗神拳を使う男が現れたとの情報が入り、
赤シャチの船で海を渡るのでした。
つづく。
はぁ…… なんて達成感のないゲームだ……