このようにして「DAWN OF THE
DEAD」にはいくつかのバージョンが存在する。
特殊な形で編集されたものを除けば、「ディレクターズカット完全版」「ダリオ・アルジェント監修版」「ジョージ・A・ロメロ版」の3つだ。
日本で公開されたのは「ダリオ・アルジェント監修版」(らしい。だって公開当時、俺産まれてないし)。
アルジェント映画お得意のゴブリンサウンド、アクションシーンをテンポよくまとめた編集で、上映時間は最も短い。
「ジョージ・A・ロメロ版」はアメリカで公開されたもの。日本では現在廃盤、海外からネット通販で手に入れるでもしないと観ることができない。
「ディレクターズカット完全版」は2つのバージョンを編集し、また未公開映像を加えて15分ほど引き伸ばされたもの。
三作全てを観る機会があれば、その違いを見比べてみても面白いと思う。(ここでは「ディレクターズカット完全版」でレビューしています)