SCENE 15 洞窟へ
第参話 「洞窟探検」
教室でケンスケに再び誘われるシンジ。そこに他のメンバーも加わる。
カヲルもたまには良いかと賛同し、
まだメンバーに馴染みの薄いレイも思い切って同行を言い出した。
反対していたものの黙っていられなくなったアスカも付いて行くことになり、
結局、ヒカリを除いた六人でそのまま洞窟へ出発することになったのだった。
第二章 シンジと仲間たちの冒険
喫茶店に全員を呼び出し、探検の計画を伝えるケンスケ。
反対意見は「エヴァのパイロットだから」で押し切り、パイロット六人で出発することになった。
電車、バスを乗り継ぎ、長い長い移動選択肢を選んで行くシンジ達。
辿り着くとシンジは
「樹木と岩とコケに覆われた、トンネルの入り口か」と
洞窟を親切丁寧に表現してくれた。
そこで怖気づく一同だったがケンスケとシンジだけは肯定意見を出し、
早速、探検に乗り出すのかと思ったら
突然、夜のマンションに画面が切り替わる。
いつもの唐突な場面転換で一瞬、何が起こったのか解らない。
そこではシンジの部屋でアスカが洞窟に着ていく服をデート気分で披露していた。
今回、洞窟に行ったのはあくまで
計画を練るためだけだったようだ。
つまりまた電車、バスを乗り継ぎ、洞窟までの選択肢を選ばせるらしい。
出発は週末の日曜日だった。
渚カヲル耽美的発言集
「森はいいねぇ。涼しげな空気が肺を浄化してくれる」
「掘削した岩盤を支える構造物。まさに人類の英知だね」
SCENE 16 洞窟でレイと二人になる
第参話 「洞窟探検」
制服姿のまま洞窟へ入る一同。
置いていかれたシンジが同じく置いていかれたレイの手を何気なく取る。
マイペースで歩く二人。シンジがアスカの口の悪さを謝りならがフォローすると、
話は自然、シンジとアスカの関係についてになった。
アスカのことが好きなのか?と問うレイ。
シンジが
「そんな風に見れないよ。だってずっと一緒なんだし」と答えると、
アスカの気持ちを知るレイはボソリと、
「アスカ…… かわいそう……」と呟いた。
綾波レイは良い子だ。
第二章 シンジと仲間たちの冒険
ラフなシンジに、キャミソールのアスカ、探検家姿のケンスケ、軍手のレイ、
それぞれの姿で洞窟に挑む一同。尚、カヲルは制服で、トウジの姿は
言うまでもない。
ここでルート別イベントが入るのだが、
コミック版がレイルートを通っているのでここでもレイルートを選択する。
途中でケンスケ達から離れすぎてしまったシンジとレイ。
アスカの話になり、シンジが、
「僕とアスカは友達だから、女の子って意識はないと思う」と言うと、レイは
大はしゃぎした。
綾波レイは(
自分さえ良ければ)良い子だ。
渚カヲル耽美的発言集
「君の笑顔、草原の中のひまわりのようだ。思わず抱きしめたくなる」
SCENE 17 エレベーターを一緒に降りる
第参話 「洞窟探検」
工事用のエレベーターに辿り着いた。
一緒に行こうとそのまま手を握るレイ。咄嗟に反応してシンジの腕を掴み赤面するアスカ。
ついにはカヲルがシンジの肩を抱くと、カヲルの氷のような目を知っているレイは怖くなり、
シンジを離さぬよう腕を抱いてエレベーターに飛び込んだ。
第二章 シンジと仲間たちの冒険
工事用のエレベーターに辿り着いた。
しかしこちらは定員二名であり、誰かとペアを組まなければならなくなってしまう。
ここではルートに関係なく、この場の選択肢で選んだ人物と降りることになる。
アスカと乗る>怖がったアスカが誘い、シンジが抱く。
「私はいつでも本気よ…………」
レイと乗る>怖がったレイがシンジに抱きつく。
「好きとかキライとか、そういうんじゃないからね」
カヲルと乗る>
唇を奪われる。
「目を閉じるんだ、シンジ君」
トウジと乗る>
いつもの通り猥褻な話を展開する。
「すまん!許してくれぇ、ヒカリ」
尚、ケンスケとは
乗れない。
ここからはまた、コミックとゲームで全く違う展開になる。
コミック版はここで使徒襲来。レイを呼ぶミサト達だが繋がらない。
エレベーターに閉じ込められるシンジ達。
IDカードを取り出し、自分から連絡を取ったレイの行動でNERVへ拾い上げられるが、
そこには巨大なロボットが不気味に佇んでいた。
エヴァンゲリオン
リツコは険しい目つきでシンジ達がこれのパイロットだと告げる。
という、熱い急展開を見せるのだが、
ゲーム版は例によってまた
別になくても良いようなエピソードである。
どうしてもという方は以下を参照して欲しい。
GAME ORIGINAL SCENE
エレベーターを降り、さらに奥へ進むシンジ達。
するとそこには地下水が湧いていた。
毒の混入を危惧するケンスケをスルーして何も考えずにそれを口にするレイ。
箱根の天然水だ、と喜ぶレイの笑顔に負け、シンジも飲んでみることにする。おいしい!
だが、これがいけなかった……
その後、さらにさらに奥へ進んだ一同だったが、途中、シンジの腹が不気味な音を奏でた。
腹を押さえて悶えるシンジ。
責任を感じ、咄嗟に(都合良く)傍にあった
非常用電話に手をかけたレイによってシンジはトイレに運ばれたが、
ここで
和式便器にまたがるシンジのCGが挿入されてしまう。
「男として最低だよな、腹痛でリタイヤするなんて」
脱糞CGを見せられるこっちが最低だ。しかも下痢。
最低だ。
というか、なぜ和式か?最新鋭のNERV設備でなぜ和式か?
やめてください。
ドアをノックし、ハライタの状況を聞くレイ。
痛みはどうかと聞くアスカは
ドアをよじ登り思い切り中を覗き込む怪行動。
脱糞シーン(なんでこんな単語使わにゃならんのやろ……)を大胆に見られたシンジは
別段これといったリアクションは見せず、大丈夫だと告げる。
ボクも、キミも、
大丈夫ではないだろう。
だがドアの外から薬を貰って来ようかとさらに聞いて来るレイには、
「恥ずかしいから、外で待っていてよ」
え? アスカには恥ずかしくないのか……?
アスカに見られるのは慣れているのか……?
軽く虐待を心配してしまうワンシーンである。
やめてください。
リツコに治療を受けるシンジ。
過去、二度に渡ってリツコには裸にされているが、今度は服は着ている。
まぁ脱糞を見せられた今、今更もう全裸くらい
どうということはないのだが……
地上に戻り、ミサトの車で運ばれるシンジ、アスカ、レイの三人。
だが、次のシーンでは六人で河原に立ち、ケンスケの号令がかかっている。
前後の繋がりがない。意味が解らない。
ここまで来ると
むしろない方が良いな、これ……