死ぬか、バイオリンを渡すか、選べ。

おじさんはそう解釈しました。

おじさんももう10年以上楽器店を営んでいる強者。

死にも誇りがあります。

だからあっさりとバイオリンを渡しました。

まだ死にたくないのです。

やっとバイオリンを手に入れた貴方ですが、

よく見ればとても高そうなバイオリン。

見ず知らずの子供にあげるにはもったいないと思いました。

「わ〜い、ありがとう勇者さん!」

 

やっぱり子供に渡す。

ついに刃物の出番だ。