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プロレスシューズの蛮勇
テリー・ボガード |
原作同様主人公。養父ジェフ直伝のケンカ殺法とマーシャルアーツの使い手。
しかし陽気でホットな原作テリーとは違い、ボンボンテリーには妖気を感じる。
目的のためには手段を選ばない性格で度々汚い手を使うが、
勢いに任せて正当化させ物語を進行するのが持ち味。
殴られても殴られても立ち上がり、意味の解らない理由で大逆転するので強い。
「いったいなんのリストだよてめ―――っ!!」
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稀代の美形キャラ
アンディ・ボガード |
テリーの弟だが、原作では血は繋がっていない。ボンボンでは不明。
さらわれたり解説をしたりと忙しいが影が薄いのは原作に忠実である。
不知火舞の祖父、不知火半蔵直伝の骨法を使い、スピードを生かして闘う。
類い稀な解説の技術を持ってはいるが、イメージに反して頭はあまりキレない。
「あれではうけている石がもたない」
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ストイック・裸マント
ジョー・東 |
素肌を黒いマントで包み隠したムエタイチャンプの日本人。
原作ではお調子者だが、ボンボンの彼はとことんシリアスで、そして強い。
例え敗れても意味の解らない理由で強くなるので強い。
しかもただ強いだけでなく博識で思慮深く、まるで隙のない漢である。
1では主役と間違われるほどに活躍するがだんだんテリーに影響されて……
「カポエラ……」
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死に芸人
ダック・キング |
原作では自分を倒したテリーをライバル視しながらも
そのうち良い友人関係を築くギースとは全く関係のないマーシャルアーツ使いのダンサー。
しかし今作ではギースの殺し屋で、
冒頭でテリーに敗れた後に仲間になるという王道キャラなのだが、王道に反して恐ろしく弱い。
その弱さは圧倒的で、闘いになる度に早々と死体になる芸はボンボン餓狼名物となっている。
基本的に役に立たないので何かある度に大袈裟に
「ゲェー!」と驚くだけのキャラ。
「ぎゃああーっ!!」
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顔が可愛くない
不知火舞 |
アンディに恋慕の情を抱くくのいち。
テリーの看病をしたり、テリーに殴られたり、テリーのサイドカーに乗ったりする。
他はあまりしない。
「翔扇打!」
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貫通マスター
ビリー・カーン |
ギースに絶対的な忠誠を誓う棒術使い。今作の裏主人公と言って良い存在。
その棒の殺傷力は刃物以上で、簡単に人体を貫通する。
容赦無く強いが、割とあっけなく罠にかかるのが難である。
マンションに住んでいる。
「今夜のこと わたしはわすれません……よ!」
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非情なる木樹の精
タン・フー・ルー |
ギースとジェフの師であり、原作ではテリーとアンディ、チン・シンザンの師でもある八極聖拳の使い手。
ボンボンでは“タン大人(たいじん)”と呼ばれ、
ギース、ジェフ以外では、最後にはなったがテリーと師弟関係になった。
一度指導が始まると弟子であろうとなかろうと見境無く容赦がないが、
そうして彼が授けた鋼霊身は何度もテリーの窮地を救うことになる。
高齢だが、木の陰に隠れる技術で右に出る者はいない。
「死ね!」
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最初のシ者
マイケル・マックス |
ギースの殺し屋。
原作ではアクセル・ホークが引退したことによって戦意を失い、自身も引退した豪腕ボクサー。
その後は彼と友人関係となり、アクセルにトルネードアッパーを伝授した。
ボンボンでは最初の死人として場を盛り上げた。
「おまえの血をとれ それがご主人さまの命令だ」
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上半身裸の飲食店店長
リチャード・マイヤ |
パオパオカフェというカフェを営む人の良いカポエラ使いだが、
ボンボンではギースの殺し屋の一人となっている。
だがそれでも人格者であることに変わりはなく、町の人々から慕われている。
原作ではテリーの親友だが、ボンボンではむしろジョーとの接点が深い。
ローレンスと見分けるポイントはヒゲの形。
「わたしは武闘家だ…… きたない手の勝利より…… どうどうと闘った敗北をえらぶ!!」
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銃殺レスラー
ライデン |
ギースの殺し屋の一人。
原作では信頼していたパートナーに裏切られ、極悪非道の悪役レスラーへと堕ちた悲劇の男だが、
ボンボンでは対戦相手を車で轢こうとしたり、
銃で撃ち殺そうとするなどプロレス外の残虐ファイトをも敢行する単純な悪人である。
「ゲヘヘ……」
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影の実力者
ホア・ジャイ |
スーパードリンクを飲んで強くなる元ムエタイチャンプでギースの殺し屋。
原作ではジョーに敗れたことでその座を失い、狂気的にジョーを敵視していたがその後、和解。
ジョーのセコンドとして活躍した。
だがボンボンではジョーとの接点が生まれる前に棒が頭に刺さったためその辺の話は存在せず、
また当然、和解もし得なかった。
ジョーとは顔を合わせないがテリーとは二度に渡り激闘を繰り広げており、
そのいずれもが好勝負となる。強さのインフレとは別次元に生きる影の実力者である。
「ドラゴンキック三連弾!!!」
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魔性の半ズボン
ギース・ハワード |
サウスタウンを力とカラス型監視カメラで支配する魔都の主。
半ズボンがこの上なく似合う漢で、餓狼1の黒幕である。
かつて師事したタン大人からはすでに破門にされているが、
師に伝授して貰えなかった必殺奥義まで自己流で体得してしまう天才だ。
しかし最大の武器は目を合わせただけで人を操る催眠術である。
「あ……? あ……?」
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ハード・プレイ・ハード
アクセル・ホーク |
原作では引退しているのだが、ボンボンでは現役のボクシング不敗チャンプ。
マイケル・マックスとの接点はない。
暴力的でありながら、また家庭的でもあり家族を大切にする原作の彼とは違い、
ボンボンのアクセルは渋く、洋画の主役を張れそうなほどハードボイルドだ。
またクラウザーへの忠誠心も厚く、誇り高く、絶対の信念を持っている。
作中、犬を最も多く殺したのはビリーでもテリーでもなく、この男である。
「恐怖心をもった狩猟犬に生きる資格はない」
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悪人面の悪人
キム・カッファン |
暗黒の帝王クラウザーすら利用し、我がテコンドーの最強を証明しようとする実力派にして策謀家。
そしてなによりも自信家である。
正義を重んじ、過剰に力を行使するあまり偽善者の汚名を被った原作とは違い、
ボンボンでは爽やかなスマイルより邪悪な笑みの似合う、純粋な悪人。
眼つきの悪さではテリーのメンチも敵わない。
とても落ち着いた禍々しい雰囲気を漂わせる怖い男である。
彼の口から語られる真実はボンボン餓狼世界を大きく揺さぶることになった。
「まるで知性をかんじませんよ」
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イカダ上の閻魔
山田十平衛 |
原作では鬼と呼ばれた柔道家。
エロスを好み、破廉恥な行いを女性に強要する好色老人な一面を持つが、
ボンボンではテリーを救うべく渋い、古風な魅力を見せてくれる。
小柄だがその投げ技のキレは超一流で、
一区切りつく度に話を〆ようとする、年長者としての責任感も強い男。
「わしは地獄のエンマさまじゃ〜っ!!」
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ミュータントマタドール
ローレンス・ブラッド |
ビリー、アクセルとで三闘士と呼ばれるクラウザー直属の部下。
原作では素手で牛を殺す狂気の闘牛士で、
ブラッドの名の通り容赦なく血を巻き上げる実力者である。
ボンボンでは三闘士の設定はないがクラウザーの第一参謀の地位を得ており、
主の命じるままに暗躍する。
だがクラウザーの実力に平伏しつつも忠誠心は薄く、内には野望を持っているようだ。
度々世界観を無視する規格外の男。
「この剣で切れんものはなにもなーい!!」
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内気な囚われ人
ビッグ・ベア |
極悪レスラー、ライデンが改心し、仮面を脱いだ姿。
彼はライデンの時と違い性格は弱気で、風貌も欧米人風となっている。
頚動脈を圧迫するのが持ち味で、
彼がプロレス技を繰り出すとギャラリーが必要以上に沸くという華を持った男である。
「それをやったらおれは自由とひきかえにこの世にいない……」
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キル・トラップ
チン・シンザン |
闘う前から歯が抜けているコミカルな中年男性。
原作ではタンの元弟子だがボンボンでは接点がない。
香港の富豪という設定もないようだ。
クラウザーの下に付いているが、何事かの策謀を持っている油断のならない男。
トラップを仕掛けるのを何よりも得意としている。
拳の実力は……?
「ひょひょ この娘さんも短気アルね」
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古城の亡者
ヴォルフガング・クラウザー |
正式な名前はヴォルフガング・クラウザー・シュトロハイム。
シュトロハイム家の当主で、源流の深い、全てにおいて完璧な総合格闘術を使う。
呆けたように口数、表情が少ないが、その威圧感は計り知れない。
息子の身に起こった不運な事故が彼を野望へと駆り立てる、とにかくセリフの少ない最後の敵である。
特徴としては、セリフが少ないことが挙げられる。
「わたしの息子にさわるなーっ!」