考察 どっちが空破弾でどっちが昇龍弾なのか?
餓狼伝説初期、それはアンディの伝説だったと言っても良いだろう。
簡単コマンドでサギまがいの強さを見せるその斬影拳に、人々は魂を奪われた。
奪われすぎて色々アレになったりもした。
だがそんなイケイケのアンディにも意外な秘密があったのだ。
舞台は初代餓狼伝説――
天高く舞い上がる対空奥義、空破弾、
そしてあのライデンを一発で仕留める恐怖の飛空脚撃、昇龍弾。
その華麗な技の数々に人民は虚ろな目でヨダレを垂らすほど魅了された。
だが、しかし運命の餓狼伝説2登場により事態は一変する。
なぜか昇龍弾を出すとボイスが
「くぅ〜はだんっ」
空破弾を出すと
「しょうりゅうだん!」になっているのである。見事に
逆になっている。
そしてそれは餓狼SP以降も強引に押し通され、
いつしか対空が昇龍弾、脚撃が空破弾ということですっかり定着した。
ではなぜ途中で技名が入れ替わってしまったのか?
やっぱり
対空は昇龍〜じゃないと…… という圧力でもかかったのだろうか?
結論から述べるとSNKの公式発表では、これは
餓狼1が誤植だったということらしい。
間違ったままの資料をタカラに送り、それをSFC版が爆発的に広めてしまったのだろう。
餓狼1が間違っていたのだ。
しかしこれはただ起こった間違いではないだろう。
餓狼1を進めていると他にも数々の妙な点に突き当たるのである。
タン先生に暴言を吐くテリー
駄々をこねるギース様。
しかも「許るさーん」に「る」は余計。
KOFに優勝して
「ながかった戦いも、これで終わったんだぁ!!」
と、激しく喜ぶアンディ。
この時点では大会に優勝しただけでまだギースは倒してない。
倒してないのに終わらせている。
この後、ギースの部下にギースの元へと連れて行かれ、
「くっそー!! さがしたぜ、親父の仇今ここで取ってやる!」
と、ギースとの対戦になるのである。
さっき終わらせてたクセに。
このように、餓狼1は何か不自然な言動が多く見られるのだ。
どこかやる気のない印象を受けるのは私だけではないはずだ。それはなぜか?
答えはもう出ている。
結論 女子がいないからいまいち気が乗らない
そう、餓狼1には女性キャラが一人もいないのである。
体育の時間に女子が見学している場合とそうでない場合には
大きなテンションの違いがあることはすでに科学的に実証されている。
さらに女子の体操服がブルマか否かでもこれはまた大きく違って来ることが
私が極秘裏に調査した結果からも明白に出ている。
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ビリーなどはちょっと女子がいないと思って
このような怠慢プレイまで犯しているではないか。 |
そしてまたこの写真を見て欲しい。
やっと女子が出て来たと思ったらもうさっさと終わらせようとしている。
しかもあの純情なアンディがさり気なく肩に手を回す
性的嫌がらせ行為まで働いている。
「もうギースはいいから、合コン、合コン」とでも言わんばかりの光景だ。
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極めつけは胸の谷間を捉えて離さない獲物を狙う鋭い視線。
いよいよもって餓えすぎである。 |
これによって次回作の餓狼伝説2では必要以上のお色気を装備した、
あの不知火舞が登場した、と考えることが出来るだろう。
事実、ムッツリスケベのアンディは新斬影ハメまで編み出すというハリキリぶりを見せた。