考察 キャロルの顔アップはなぜあんなに怖いのか?

町村画伯

風雲黙示録の紅一点、ヒロイン、キャロル・スタンザック。
ジョーカーにストーキングされ、獅子王に求婚される悲劇のモテモテ美少女だ。

父、ジャンリュックに仕組まれた獅子王との婚約を破棄するためには
獅子王を倒すよりほかに手はないと破壊的なことを考えた彼女は、
新体操と合気道を組み合わせたジムナス・アーツを武器に獣神武闘会に出場する。

そういうストーリーを持つこのキャロルなのだが、





正直、可愛くない

っていうかもう、何か怖い悪魔が憑いているとしか思えない表情だ。
この濃さで「きゃは(はーと)」「いや〜ん(はーと)」などと言い出すだから背筋が凍る。

他の男衆が悩ましげに脱衣KOされる中、
この娘だけはなぜか決して脱ぐことはないのだが、それは逆に救いとも言える。
もし脱いだならば局部ではなく顔にモザイクをかけて欲しい。

そんなキャロルだが、実際は勝利画面のこの顔アップが怖いだけで、
他の絵では非常に可愛らしいお嬢様。まさに美少女である。
ではなぜ勝利後はこのような呪われた顔になってしまうのか?

結論 年齢詐称している



実は彼女は公式設定の19才ではないのだ。
ずばりキャロルは特殊メイクで若さを保っている
つまり戦闘中の激しい動きによりメイクが剥がれてしまった姿があの顔アップなのだ。

考えても見て欲しい。
美しい盛りの年頃の娘を見るからに変態な獅子王に捧げる父親がいるだろうか?
夫婦揃って悪趣味な怪しい仮面を被り、グローブでソードを振り回しながら
「WAHAHAHAHAHA!!」などと叫ばれてはとても親戚には見せられない。

家柄を重んじ、私腹を肥やさんがための政略結婚に娘を使い、
逆に世間から変態のレッテルを貼られては本末転倒も良いところである。
ここはやはりキャロルの実年齢はかなり切羽詰っていると考えるのが妥当と言える。

一見、横暴に見えるジャンリュックの行為も、
「頼むから早く結婚してくれ」という父の親心だったのだ。