SCENE 7 身体チェック
第弐話 「NERV」
服を着たまま背中を向けるシンジに、色々研究に関係あるのかないのか質問をするリツコ。
何の検査なのかと問うシンジにリツコはNERVからの指示での適正検査と詳細を明かした。
やがて父、碇ゲンドウの話に及ぶ。すると、リツコは挑戦的な笑みを浮かべ、
「私ね、あなたのお父さんが好きなのよ。びっくりした?」と衝撃の発言を行なった。
激しく動揺するシンジ。他のことが考えられない。
第一章 たのしい学園生活
裸のシンジに色々研究に関係あるのかないのか質問をするリツコ。
シンジ君の体は柔らかいとセクハラ発言の後、
シンジ君のお父さんはステキな人と、色ボケ中年ぶりを発揮。
「研究所で会いますか?」「いつも一緒よ」
トドメに
「私ね、シンジ君のお父さん好きなの」と、セクハラの限りを尽くした。
シンジはそれを受けて、
「リツコさん、大人の女って感じがする」
自分の家庭の心配をしろ。
なぜ自分が研究されているのかも解らない様子で、
前項のプラグスーツ姿のシーンの存在が本当に謎である。
SCENE 8 体育〜誘われるシンジ
第弐話 「NERV」
体育の授業。リツコの言葉が気になり、まだ呆けているシンジ。
女子のブルマをうっとりと眺めるトウジに冷やかされるがそれどころではない。
そこにカヲルが現れる。
カヲルの話でシンジ、アスカ、レイ、トウジ、ケンスケ、カヲルの六人が
保健室に呼ばれていたことが判明。
理由は判らないが、放課後、NERVの研究所へ集合するように言われたらしい。
アスカに一緒に行こうと誘われるシンジ。
アスカに絡まれるとめんどくさいとサワカヤに言い放ったカヲルは一人で行くことに。
NERVの場所が判らないレイもまたシンジに接触し、
互いにギクシャクしながらも連れていってくれと頼まれるが……?
シンジはまだリツコの言葉が気になり、父の居るNERVへ行くことに気が進まない。
第一章 たのしい学園生活
体育の授業。トウジがいやらしい視線でひたすら女子を観察している。
シンジ、ケンスケも交えて何の意味もない猥褻なトークが続き、とても書き出すことは出来ない。
そこにアスカが現れる。アスカの話で、
ケンスケ以外は保健室に呼ばれていたことが判明。
アスカは
「私たちは選ばれたパイロットなのよ」と全てを知っている様子。
実はシンジも知っていて、すでにトレーニングを受けていたらしい。
なぜ研究されているのかと考えていた先のシーンとの
繋がりがおかしい。
放課後、人工進化研究所へ行くことになるシンジ。
レイはなぜかゲンドウに興味を持っているようで研究所のことをシンジに馴れ馴れしく聞いたが、
あまり話はしないと言うシンジは唐突に癇癪を起こしてイジけるだけだった。心の病気か?
その後、研究所の場所が判らないから連れて行ってくれと頼まれるシンジ。
アスカ、カヲルにも一緒に行こうと誘われるが……?
その際、アスカは
「ふたりきりの、ラブラブで出かけるのよ!」と、何の恥じらいもない発言。
SCENE 9 レイと父の仕事場へ
第弐話 「NERV」
お互いしどろもどろながらレイをNERVへ案内することになったシンジ。
アスカも一緒に行けばそれで解決だと思ったが、それは甘かった。
激しく衝突するレイとアスカ。
レイは場所を知らないという大義名分を武器にシンジの腕を取り、一気に走り出した。
ふと我に返り、触れ合った腕に赤面するレイ。
アスカは腹いせにケンスケと出発することになった。
その頃、渚カヲルは意味深な表情で空を見上げていた。
「アダム―― 来たんだ、とうとう」
第一章 たのしい学園生活
保健室でレイと接触。このシーンだけなぜか包帯を巻いているらしい。
コミック版が綾波ルートを通ったので、こちらも同行者にレイを選択する。
僕が道案内で良いのか?と問うシンジにレイは
「仕事だから」
そこに現れるアスカ。
「シンジは私のモノ。触らないでちょうだい」と、何の恥じらいもない発言。
激突する二人。だがレイは
「終わったら返す」と仏頂面でシンジと脇を歩いて抜けた。
アスカはただ遠吠えを送るのみ。割と諦めは早かった。
良い天気で外出日和だとはしゃぎ出すレイ。
だが電車が込んでいると
「触らないで」と唐突に冷たい。普通の綾波レイに戻ったかのようだ。
今更ながら、全体的にすぐ前のシーンとの繋がりがないゲームである。
渚カヲル耽美的発言集
「エロスとは生の本能。個人の自己保存および生殖に役立つ衝動。
激しい肉体的欲求。性愛…………
人はその衝動で生命の糸を紡いで来た。カラダの中に流れている人間の血さ」
SCENE 10 NERV
第弐話 「NERV」
小2以来のNERV。ここに父がいると思うだけで気が滅入る。
プラグスーツに着替えたシンジは浮かない表情だった。
そこに笑顔で現れるレイ。何気ない会話の中にシンジの父親へのコンプレックスが見える。
引率のミサトがやって来る。先生がなぜに?と疑問に思ったシンジだったが、
その背後から現れ、すれ違った父、碇ゲンドウの姿に息を詰まらされた。
保健室で聞かされたリツコの言葉が思い出される。どうしようもなく気持ちが悪い。
親のいないレイはそんなシンジが分からないと、痛みを知らない悲しい笑顔で言った。
モニターで観察している伊吹マヤがパイロット候補生達の名前をリツコに告げる。
鈴原トウジ 渚カヲル 相田ケンスケ 綾波レイ 惣流・アスカ・ラングレー 碇シンジ
まだ何も知らない子供達だった。
第一章 たのしい学園生活
人工進化研究所へ辿り着き、プラグスーツに着替えるシンジとレイ。
そこで軽く語らっていると呼び出しがかかった。
シンジ、アスカ、レイ、トウジ、ケンスケ、カヲルの六人がプラグスーツで座っている。
なぜこちらでは呼ばれていないはずの
ケンスケが。
またこちらでは今まで一貫して“人工進化研究所”だったのだが、
モニターには“NERV”と映像が映し出されている。どうなっている。
ミサトの引率でジオフロントまで降りて行く。
この場所に来なれているアスカは得意気。シンジもまた何度も来ているようだ。
伊吹マヤのオペレートが入る。
零号機 綾波レイ
初号機 碇ジンジ
弐号機 惣流・アスカ・ラングレー
参号機 鈴原トウジ
伍号機 渚カヲル
尚、四号機は事故で消失のため、相田ケンスケは予備らしい。
どちらにしても不遇だった。
渚カヲル耽美的発言集
「こういう話を知っているかい?ピアニストは自分自身のピアノに憧れずにいられなくなる。
楽器の演奏は感情表現さ。人は誰でも、感情を全て、表に出す時がやってくる」
「楽器店があるという事実と、そこを訪れた経験があるという記憶とは、別物だよ。
忘れたということさ」
「印画紙は思い出を美しいものに変えてくれる」