SCENE 18 河原に集まる

新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド2nd 3 (3) 第壱話 「記念撮影」
戦闘を終えた翌日、シンジは傷ついたままだった。
母親と口論になり、それをアスカに見られたことで二人も気まずくなる。
戦闘の傷跡の見える第3新東京市。
もしクラスの誰かが怪我を負っていたらと思うとシンジの足取りはさらに重い。

だが欠員はなく、普段通りで迎えられるシンジ。
「良かったね」とアスカに励まされ、心の重りは消えた。
放課後、アスカに気分転換にと誘われた河原では、
気がつけばなし崩しに全員が笑顔で集まっていた。

記念撮影を行い、思い出を残す子供たち。
些細ないざこざでアスカが川へ落ち、
原因のトウジに壮絶なカウンターが飛んだ以外はとても楽しい時間だった。

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(セカンド) 第二章 シンジと仲間たちの冒険
何の前触れもなく唐突に河原で洞木ヒカリを除く六人が並んで立っていた。
早々にカヲルがあっさりと帰り、どこか寂しげなムードに……
かと思えば今度は綾波レイが誘惑の言葉を残して去り、
今度はアスカがベッタリとシンジの肩を押して退場した。
その際、アスカは「私がじっくり仕込んであげる」と何の恥じらいもない発言。

その様子を見たトウジは突然に「妬ましいィィィ!」と絶叫し、
自ら川へ飛び込むという奇行を行った。彼は大丈夫なのか

由画伯
SCENE 19 定期演奏会に誘われる

新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド2nd 3 (3) 第壱話 「記念撮影」
河原でとその帰り、シンジは渚カヲルに明日の演奏会へ熱心に誘われた。
昨日の戦闘で棄権者が相次ぎ、演奏者が足りないらしい。
それを聞いたレイは目を輝かせてシンジが演奏しているところが見たいと言い、
人前で演奏するのが苦手なシンジもついに断れないのだった。
しかしその当日、川へ落ちた影響か、アスカが熱で寝込んでしまい……

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(セカンド) 第三章 恋の駆け引き
着替え中のシンジの部屋にアスカが飛び込んで来る。
ズボンを穿きかけのシンジは純白のブリーフを晒すことに。やめてください
シンジの母、ユイが今夜帰らないことを知ると
アスカは「今夜はシンジの家に泊まる」即断
ひとまずは放課後、アスカが作ると言い張って聞かない夕飯の買い出しを行う約束をした。

学校へ行く途中、「ワイは決めたで、ゼッタイ決めたる!」と、
妙なテンションのトウジと出会った。
クスリでもキメたのかと思いきや、校庭に目をやるとトウジは洞木ヒカリと逢引きを行っていた。
それを見て憤るケンスケ。「もっと男らしく有意義に学園生活を過ごして欲しい」

そこで校内アナウンスが鳴り響き、シンジは保健室へ呼ばれた。
保険の先生でもないのに相変わらず保健室に居座っている赤木リツコ。
保健室だけでは飽き足らず、ついに放送室まで支配してしまったようだ。
リツコはおもむろにシンジに肩を揉ませ、
「シンジ君の手。お父さんの手と同じだわ」とさらに性的嫌がらせを行った。
わざわざアナウンスで呼んだ用事はそれだけだった

静かに雨が降り出し、校内で足止めを食うシンジ。奴の肩を揉んでいたせいだ
そこに現れる渚カヲル。「シンジ君との二重奏、楽しみにしているよ」
シンジと一緒に演奏会に出るのは彼の中では決定事項らしい。今日がその当日。

一緒に現れた綾波レイも、
(C)GAINAX/Project Eva・TX・NAS 「フォーマルな服装の中学生。重厚な弦楽器。
 野心と嫉妬の渦巻く演奏会場。ふたりの美少年。美しき友情……」
と渚カヲルに感化されたのか意味の解らないことを口走り、会場へ赴くつもりらしい。

レイが異常なまでに演奏会を楽しみにしているのを知ったシンジは
ろくに練習もしていないのに断るに断り切れず、
演奏会か、アスカとの約束か、ひたすら思い悩むのだった。