魔天王を追って辿り着いたのは、
てんていけんのまちマテンランド。
何気に楽しそうな響きだ。
折角なので魔天王の情報を集めてみる。
*「まてんおうは あらゆる りゅうはの
にんげんと たたかいそのけんを
ふうじこめるのが たのしみらしい |
*「まてんおうは このしろにいるけど
けんぽうかがくると おおよろこびなんだ
よほど じしんが あるんだね |
な、なんだか無邪気でカワイイぞ、魔天王! いや、むしろ、
萌ゑー!!
しかし
カイオウ一族とはなんぞや?
カイオウの子なのだろうか。となると魔天王も北斗宗家の血筋に……
散々たらい回しにされて最初の目的を忘れかけて来たが、
ケンシロウに会って北斗神拳伝承者になるのが一番の目的。
だがケンシロウは水晶殿で眠りについていて、
リンの持つ北斗の秘宝がなければその扉を開くことは出来ない。
しかしそのリンは魔天王に捕えられているので、
まずは魔天王を倒してリンを奪い返さなくてはならない。
ならば行こう! 魔天王の城へ!
場内を進むと前座のモヒカンが登場。
話し掛けると……
↓バトルに
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*「おれは まてんおう しんこうたいちょうの
ロドス!
*「すでに このよの あらゆる りゅうはから
けんをすてる せいやくぶんが
まてんおうさまのもとに あつまっている! |
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さすがにこの顔の変化は無理があるだろ。
しかし世界中から制約文を集めるとはなんて細かい魔王だ。
こんな細かい魔王見たことない。
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*「さあ かけい! とうえい!
ふははははっ! せいやくぶんをかくのだ!
いちごいっく もらさずにな! ふははははっ! |
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負けたらこんな感じになるのだろうか。
嫌すぎる……
もはや絶対に敗北は許されぬとうえい!
侵攻隊長ロドスを倒し、一気に魔天王の城を駆け上がる!
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*「まっていたぞ とうえい!
おれは てんていけんそうししゃ
でんしょうしゃではない!
*「わかるか そのちがいが
しんに ちからのあるものは りゅうはを
うけつがず みずから そうぞうする!
*「すでに あらゆる りゅうはは
わが しゅちゅうに おさめた。
のこすは ほくとしんけんのみ!
*「ひとりづつ じっくり たのしませて
もらおう。 さあこい! |
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魔天王降臨!
ならばこちらも……
ハァ〜〜……
でやぁぁ―――ッ!!
凛顔モード!発動!
そして必殺!
闘守孔連続突き!
もはや超人硬度10をも超える究極の硬さとなったとうえいの肉体は無欠無敵!
しかし突如、笑い出す魔天王! 何がおかしい!?
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*「ふふっ! ひさびさに おれを
たのしませてくれそうな やつだ
とどめは ささずにおこう |
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なんということだ!!
いかに防御を固めようと、とうえいの剛拳では魔天王に勝てぬと言うのか!?
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*「まてんおうの けんは ごうのけん
やつの ごうけんを つつみこむ
じゅうのけんは そんざいしない
*「まてんおうの ごうけんは うちくだくのみ
とうえい!
おれに かんがえがある。
*「いこう ほくとレンキトウザに |
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北斗練気闘座――
北斗神拳の歴史上、最も神聖な修行の場。
代々継承者争いの決着はここで着けられたという。
そして、ケンシロウとラオウの死闘の舞台となった因縁の地でもある。
ラオウの とうきが
とうえいたちを よみがえらせた。
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るぁぁ――――――っ!!
リュウ凛顔モォ――ドッ!
ってか、老いてるぅ―――ッ!
いやラオウの血を受け継ぎし者、リュウ!
突然、親父臭くなってもなんら不思議は無い!
しかしなぜだ、リュウ! これが北斗の宿命なのか!?
やるしか…… やるしか…… ないのか!?
ゴゴゴゴゴゴゴ……
永遠とも思える死闘の果てに
残されたのは
傷ついた二人の拳士
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「我が 父の剛拳
それを得るには 容易なことではない
その道は ただひとつ
オレと闘い
オレを 倒すことでしか 得られぬ! |
「これは 父ラオウの 遺言
北斗の伝承者を 命をかけて
守り抜けと…… |
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「オレは 伝承者の 道を
望んでいなかった。 |
「オレは おまえのためなら 喜んで
拳を 捨てることが出来る!
リュウは自ら手首の腱を切った
「リュウ!
「北斗神拳は 一子相伝!
敗れた者は 腱を切る
これが 北斗の掟だ!
ラオウ「とうえい!
我が 剛拳は 誇り高き 勝者に
のみ 与えられる拳!
今こそ 我が 剛拳の
最終奥義を 伝承しよう! |
天将奔烈
リュウ…… オレのためにそこまで……
お前という奴は…… クッ! バカヤロウ! とんだ大バカ野郎だぜ……!
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「朋友…… 朋友よ…… |
「朋友! |
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「朋友…… |
「朋友! |
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*「ほくとの げきとう みごたえが あったぞ!
*「おれは ルギー
おれのからだは ひうんのしょうに
なおしてもらった。
*「ふたたび とうえいのともとなろう!
とうえいは さいこうの ともをえた。 |
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「朋友! |
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「朋友! |
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「朋友よ……! |
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「朋友! |
朋友
魔天王よ!
新たな流派を生み出すお前の才は認めよう!
だが!
二千年の永きに渡り強敵達の魂を刻んで来た、
北斗神拳の威!
その重み! 深さ! 哀しみを!
死を以って見届けるが良い!!
天
へばぶ! |
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*「ぐぐっ! みごとだとうえい!
さすが ほくとしんけん!
*「おれは おれいちだいの てんていけんとともに
このちにはてよう。 グボッ! |
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魔天王……
お前もまさしく強敵だった!!