いつかは出るだろうと噂されていたNEOGEO格闘ドリームマッチ。
キングオブファイターズと言えばすでに言わずと知れた餓狼、
そして龍虎の舞台であり、このタイトルが発表された瞬間、ファンは瞬時に内容を察し、
真サムスピを控えつつも激しく沸き返ったものです。
なんと登場キャラは24人。餓狼SPの15人でさえ驚異的だったのにこの数字です。
当時は
キャラの多さ=絶対的な息の長さ と言った風潮があり、
この果てしないボリュームにド肝を抜かれましたが、
さらにそれだけに留まらず、3on3のチームバトルまで採用してしまいました。
このチームバトルというシステムは
家庭用格ゲーのおまけモードとしては存在していました。
しかしアーケードで体力ゲージ3本分の対戦というのは
必然的に1プレイが長くなるため、かなりの冒険だったはずです。
それを、今作は何のためらいもなくやってのけました。ためらいを焼き尽くしました。
しかし、その想像を超えるスケールに圧倒されはしたものの、
微妙に期待と食い違っていた部分がキャラクターの面子でしょう。
当然、餓狼、龍虎、サムスピで埋められていると思われたキャラ群は、
アテナ、怒といったレトロゲーからのキャラ、
そしてオリジナルキャラの登場によって思いもよらない顔ぶれになっていました。
餓狼、龍虎のキャラは勿論メインとして存在しましたが、
何とどうしたことか、サムスピキャラが一人もいないのです。
理由は「世界観が違う」とのこと。これではお祭り気分も半減です。
アメリカンスポーツチームて
ぶっちゃけた話お前ら誰よ? 、と。
いや本当に誰ですか?
しかも各演出も意図的に抑えられ地味目な印象は拭えず、
特徴的な画風も賛否両論でした。
もっとこうラルフ、クラークが手榴弾投げまくって
アテナが不死鳥に変身したりするのを想像していたのですが……
ちなみにこの画風は会社のアーケード撤退で路頭に迷っていたところを受け入れた
アイレムの社員が中心となって描いたものらしいです。
その為かスタッフが餓狼と龍虎の時代差設定を知らず、
若いままのリョウやユリがテリー達と闘うようになってしまったとか。
世界観うんぬんというわりに設定を無視している理由はそこにあるようです。
まぁ30代のユリが出てきても困るのですが。本当に困るのですが。
しかし、システムは両看板の合作らしく餓狼+龍虎といった感じになっていて、
ライン移動⇒攻撃避け
ライン飛ばし⇒ふっとばし攻撃
気力ため⇒パワー溜め
挑発⇒挑発
脱衣KO⇒脱衣KO
と、1ラインで上手い具合にアレンジされていました。
攻撃避けはAB同時押しだけで少しの間、完全無敵になる動作で、
お手軽に高速突進餓狼龍虎キャラのきつーいラッシュから抜けられました。
しかしこれは投げには無力で、闇雲に乱用しても簡単に投げられてしまうばかりか、
タイミングが悪いと跳び込みや突進技を避けても
結局着地で投げられてしまうという欠点を持っていました。
とはいえ上手く使えばやはり有効な手段であり、
また上手く誘えば投げを決めるチャンスでもある。
実に理にかなったシステムで、
後の多くの格闘ゲームにこの強弱関係が採用されました。
パワー溜めはMAXまで溜めると攻撃力が1.5倍になるうえに
超必殺技まで使えてしまうという、一種の興奮状態に持って行くシステムです。
基本的にチームバトルゆえの長い試合時間の短縮と、
キャラ数のあまりの多さから攻撃力の差でバランスを取るという姿勢なので
パワーキャラの攻撃力は女子供には見せられないくらい高く、
それがさらに1.5倍になってしまうプレッシャーは計り知れませんでした。
ふっとばし連発MAX大門の恐怖は今でも夢にうなされるほどです。
毎晩大門が
「ゴア!」「ゴア!」 とふっとばしを出しながら襲って来る、
思わず110番してしまいたくなるほどの悪夢です。
しかし、MAX状態に入ると相手のヒットバックが大きくなり、
連続技を入れ難く、あるいは入らなくなるというマイナス要素がありました。
簡単に気絶するこのゲームの特徴、
大⇒大⇒飛び道具⇒気絶⇒パワー溜め⇒超必殺の流れや、
コマンド投げを連続技に組み込めるシステムの恩恵が薄れてしまいます。
ですが、これまた上手く利用すれば普段は隙の大きい技でも間合いが離れるため、
反撃を受けないといった有効活用もあり、
リスクリターンを把握して使い分けるのが楽しい要素でした。
また龍虎同様、挑発でゲージを減らすことも出来ます。
バランスの方では、肝のチームバトルはエディット不可となっており、
既存の8チームから選ばなければならず、“3人一組での調整”が行われていました。
チーム内に一人エース級の実力者が居たり、
そこそこ闘えるキャラが3人揃っていたりとチームによって様々です。
そのため先鋒次鋒の順番決めも勝負の行方を左右する重要な要素でした。
プレイするためにはキャラを3人も使わなければなりませんが、
この当時は持ちキャラ複数が当たり前でしたし、
3人が同じような技を持つ龍虎チームの存在もあり、敷居は問題ありませんでした。
龍虎キャラの気力ゲージなしで使い放題の必殺技に、
龍虎マニアはヨダレを垂らして開放感を満喫しました。
でもその龍虎チームが
お笑い担当になっていたのには驚きましたが……
龍虎は硬派…… 硬派なのに……
「オレたちゃこれで飯食ってんだ! 負けたら明日はねえんだよ!」
この魂の叫びは
サカザキ家=貧乏 という認識を植え付けました。
目もイッてます 。
ロバートは
「わいもかいな!?」 といい迷惑だったことでしょう。
ん? 脱衣? 脱衣は必殺技KOでユリとキングのみでした。
そもそも舞にはすでに
破るほどの布がない 。
飛び道具連射や大ジャンプ、相打ちでダメージ数倍、投げ超必殺技等々、
多彩なバグ技が持ち味として好意的に受け取られたのも印象的でした。
が、
小技連打が効きすぎるんじゃあ!
小足連発で気絶て元祖スト2かよ! このご時世に!
究極的には小技で跳び込んで小足連打をするゲーム。
KOF'94=連打ゲー。たぶん高橋名人が最強。
KOF'94 STORY
オールスターゲームが発売される、となれば気になるのがラストボス。
当然最後にはあのギース・ハワードが待ち受けているのだろうと誰もが思ったが――
OPで明かされる大会開催者のイニシャルは 『R』
R? 誰だ? ロバート……? なわけないし。ローレンス? なわけないか。
はっ!? ま、まさか
藤堂R白か!?
などとこれまた謎の存在に盛り上がり、
各地のゲーセンではCPU戦で最後まで行ける猛者の登場が待たれた。
しかし出て来たのは…… ルガールなる見知らぬ男。
ギースの烈風拳にクラウザーのカイザーウェイブを使うが、
「ハァ?」という感想しか出なかった。
なぜギースではないのか? との問いを受けたスタッフは、
「KOFのボスキャラ」という新たなブランドを作りたかったのだと言う……
よく途中からお祭りじゃなくなったと言われるが、
初めからオールスターゲームにする気なんてなかったようだ。なんてこったい。
このルガールが大会を開催した理由は
コレクションを増やすためで、
なにやら強い格闘家を銅像にして
コレクションするのが趣味らし――
てかガイルいるよ! ガイルが! ソニック出してる!
ああ! 豪鬼も! は、背後にはザンギが!
……いいのか?
ちなみに主人公チームのルーツを紐解くと、
地震(大門)雷(紅丸)火事(京)―― というわけで主人公チームで進むと親父も出る。
出るのだがルガールにすでにやられていて京に遺言を託して、ガクリ。
その後ルガールを倒し、父をほったらかして脱出したため
'95で手痛いシッペ返しを喰らうことになるのだ。てかほったらかすなよ!
後に柴舟と名前が判るのだがこの段階ではまだ名はなく、
カギカッコ横の名前に「
父 」と書かれているのが非常に情けない。
KOF裏話
ドリームマッチとして登場したKOFだが、
実は最初はオリジナルのチームバトルゲームだったらしい。
開発中、あまりの登場キャラの多さにもう既存のキャラを使おうという運びになり、
そして誕生したのがこのKOFだったというわけだ。
その名残が主人公チームやアメリカンスポーツチームだったのだろう。
サムスピキャラは出られなかったが、
懐かしのサイコソルジャーのテーマがかかるアテナステージ等に
古くからのファンは感動の嗚咽を漏らした(はず)。
と言っても真のオールスターゲームを作って欲しかったというのは
ファン共通の願いだったんだけど…… もはや叶わぬ願いか……
とか言ってる内にSNK PLAYMOREから
NEOGEO BATTLE COLISEUM 登場!
サムスピや月華、メタスラ、ワーヒーにGANGAN行進曲、
KING OF THE MONSTERSまで参戦しちゃって、
てんやわんやのしっちゃかめっちゃかと言えるのではないでしょうか。
PICKUP
FIGHTER
草薙京
真ん中の吼えてる学ラン男がかの有名な京サマだ。
炎を操るというさして目新しくもない拳法にKOF'94が持つ全体的に濃いルックス。
セリフ関係も……
「極限流空手破れたり! 俺たちを越える拳はこの世にない!!」
「どうだオレの拳は! ナパームよりも熱かったろう!」
「オレたちのニセ者なんか語ってやがるから、天誅が下るんだよ!」
などなど非常に熱い。熱血だ。
しかしこの暑苦しい印象を一気に拭い去ったのが
クールに響く低音ボイス!
渋く言い放つ
「燃えたろ?」 に悩殺される輩は無数!
ボイスひとつで京のイメージはガラッと変わってしまった!
この瞬間、京は持ち前の熱さと時代にそったクールな面を絶妙のバランスで持つ、
奇跡のキャラクターとしてお祭りバトルをジャックしたのだ!
不敵に笑う京も京であり
「燃えろぉ!」 と吼える京もまた京! この両立!
このボイスがなければ京は普通の凡キャラで終わっていたことだろう。
一応主人公チームとして命名はされているものの
チーム選択画面の初期カーソルは餓狼チームに合わさっており、
決してプッシュされたキャラではない。
しかしこの京の大躍進が後の八神庵を生み、新たなNEOGEO旋風を巻き起こすのだ。
'94の時点で京人気は絶大だったのだが、
今作はチームエディットが出来ない為、もれなくセットで大門(右端)が付いて来る。
大門いらねぇ…… という魂の叫びが'95でのチームエディットを生むことになった。
'94時点では飛び道具に対空技とスタンダードな京。
しかし、'96から飛び道具コマンドで
「ボディが甘めぇぜ!」 と吼えながら
殴り付けるキャラに変貌し、連続入力が複雑で、
使い難い主人公という分野を開拓した。
だが慣れれば最高に面白い。'96〜の京は格ゲー界屈指の名キャラと言えよう。
ちなみに19で学ランだが京は毎年留年しているので何も問題はない。
留年部なのだ。
PICKUP
FIGHTER
麻宮アテナ
レゲーからも参戦! となればまず外せなかったのがこのアテナだろう。
『サイコソルジャー』はマイナーと言って良い存在だったが、
元祖の『アテナ』は否応なく漢達の目を引く赤ビキニとFCへの移植で
例えゲームをプレイしたことがなくともキャラだけで確かな知名度を持っていた。
もっとも、その『アテナ』はこの“麻宮アテナ”のご先祖様(SVC出演)であって、
“麻宮アテナ”はあくまで『サイコソルジャー』のアテナなわけだが、
まぁとにかくアテナという存在はまさにSNKヒロインの元祖だったのだ。
このKOFアテナと言えば毎年変わるコスチュームと、
'98で池澤春菜さんに固定されるまでは毎年変わっていた声優が特徴で、
'94は長袖、'95では袖が減って半袖になり、'96でついにナマ足となった頃にはもう、
この後も順調に布面積が減り続け、最終的には赤ビキニになるのだろうな、
と誰もが思っていたのだが実際に減ったのは髪('99)で、
最近は出る度に
脳味噌が 減り続けている。
声の方はおっとりした'94福井玲子さんから急にテンションを間違った'95長崎萌さん、
ついにリアルアイドル登場の'96さとう珠緒さん、
特に話題のなかった'97栗栖ゆきなさん、そして'98の池澤春菜さんと
毎年変わり続けたわけだが、歌って踊って戦うアイドルのはずなのに
歌唱力の方は
度外視 しての起用を続けるという理解に窮する展開を見せた。
それでも福井玲子さん、池澤春菜さんは声優としては充分に歌える方だが、
こればかりはサクラ大戦を! 広井王子を見習ってください!
王子を見習ってください! と声高に叫ぶしかないだろう。
さすがはリアルアイドルの歌唱力を見せた
『サイコソルジャー』の清水香織さんと同じくリアルアイドルなのに
なぜにこうも差があるのか頭を抱えざるを得ないさとう珠緒さん、
これといってコメントはない栗栖ゆきなさんに加え、
“最後の正統派美少女”長崎萌(萠)さんに至っては
脱いでしまったらしくますますもって目も当てられない。
さとう珠緒さんも何気に脱いでいるらしいので
アテナ声優の脱ぎ打率の高さは業界TOPだろう。
てか、それ以前にまず他に例がねぇー!
歌えるかよりも脱げるかどうかを基準にしてどうする
のか 。
そんなこんながありながらも、
やはり“アテナ”はSNKヒロインの中でも特別な位置に居座り続け、
『アテナ』『サイコソルジャー』に続いてPSでまたピンの新タイトルの主役を張り、
さらには実写ドラマ化までされているのだからやはりスゴいキャラなのだ。
>参考
ATHENA 〜Awakening from the ordinary life〜
ちなみに、『サイコソルジャー』のコスである
セーラー服で闘った方が
絶対に 好評だったはずなのだが、
敢えて新コスで登場したのは海外では女性がセーラー服を着るというのが
実に滑稽なことだからだそうだ。滑稽だから何だって言うんだ! バカ!
(※XI でついにセーラー参戦してます)
空耳'94
▼ヤッパッパー!
音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。
「ヘッパッパー!」 説もある、ヘビィ・D!の基本空耳。
彼的には「ブラストアッパー!」と言っている。
▼のーしぇ!
音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。
「器を知れ!」と言っているのだが誰も信じてくれない最強の空耳。
ヘビィ・D!が勝利時にここぞとばかりに使う。
▼ごっつぅ減る!
音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。
減り過ぎだ!!と誰もが泣き叫んだハイデルンのファイナルブリンガー。
「ゴー トゥ ヘル!」
KOF'94RE-BOUT
10年と口にするのは本当に一瞬だが、
ついにKOF'94発売から10年の歳月が流れた西暦2004年。
それは同時にKOFが生誕10周年を迎えたことを意味し、
唯一NEOGEO(CD)以外の家庭用ハードに
移植されていなかったこの'94が記念リメイク作品に選ばれた。
その名もTHE KING OF FIGHTERS'94 RE-BOUT(PS2)。
>参考
THE KING OF FIGHTERS 10th Anniversary OFFICIAL WEB SITE
>参考
愛を取り戻せ!! RE-BOUT
ちなみに何故'94だけ移植されなかったのかと言うと、SNKはNEOGEOCDを売る際に
「今後のNEOGEOソフトは他機種には一切移植しない」 と公言し、
丁度その時期がKOF'94の時代だったからである。
そして舌の根も渇かぬ内にあっさりと移植を解禁したのはすでに周知の通り。
餓狼3から続く95年の大不振で経営が悪化していたのだろう。
まずクロスライセンス契約と称し、セガハードに作品を提供する代わりに
SNKハードにもセガのゲームが移植されるという展開で封が切られたのだが、
結局、NEOGEOにセガのゲームは長期間存在せず、
誰もがこの契約を忘れた
2000年 にネオポケでひっそりとソニックが発売された。
その後、始まったPSへの移植は何の取り引きもなく、ただのいちソフトメーカー扱い。
僅かな期間で
恐ろしいほど落ちぶれている 。
一応「スペック上、移植出来ない」という建前があったように記憶しているのだが、
確かにPS1の移植作品はスペック不足が大いに伺える出来だったので、
個人的には公約を違えた移植解禁にもさしたる憤りはなく、
むしろNEOGEOの良さを再認識させられる事件だった。
とはいえ、これで離れてしまったファンも多かったことだろう。
さて、どうも
記念どころではない雰囲気になってしまった が、
このリメイクの売りとなるメインの変更点は
公式サイト を参照して頂くとして、
ここでは細かい調整の跡を書き示しておこう。
▼ルガール使用可能
公式には書かれていないが最初から使用可能。
▼危険なバグの撤去
KOF'94と言えば言わずと知れたバグゲーなわけだが、その中で面白いバグは残し、
バランスを破壊するバグは消去するという理想的な調整が行われている。
▼パワーMAX時一発ガードキャンセル可能
これは本来KOF'95のシステムなのだが、この'94RE-BOUTでも可能になった。
KOF'95を終了させた極悪システムの導入に首を傾げたくなるが、
これは恐らく、RE-BOUTでも健在な小技連打に対抗するシステムなのだと思われる。
これにより無用な小技連打をガードさせると相手のゲージを溜めてしまい、
その内、痛いMAXガードキャンセルを浴びてしまうことになる。
また極めて判定の強い出っ放しのジャンプ弱攻撃も
このガードキャンセルにかかればカッコウの的なのは言うまでもない。
'95と同じくガードキャンセルを行ってもMAXは継続するが、
'94は'95よりMAX持続時間が(自分で溜めた場合)5秒ほども短いため、
致命的とまでは行かない…… か?
▼気絶し難い
これがまた面白い調整で、CPUはNEOGEO版同様、
ジャンプ攻撃からの三段で気絶するのだが、対戦では気絶しない。
どうも対戦とCPU戦で気絶耐久力が違うようだ。
▼微妙に技が繋がり易い
これはRE-BOUTだけでなく、NEOGEOモードでもそうなのだが、
小足から虎煌拳が繋がったり等、オリジナルでは有り得なかった連続技が可能。
よってNEOGEOモードもNEOGEO版と全く同じというわけではないことになる。
▼超必殺技に画面停止が入る
今風の演出。ちなみに元祖はスト2Xのスーパーコンボ。
▼耐久力設定変更可能
これはオプションだが、防御力を変更出来る。
元々攻撃力の高いゲームだけに一段階上げるのをオススメ。
それにより当然ゲーム性も変わって来る。
▼ヒット表示追加
連続ヒット時やガードキャンセル時に表示が出るようになった。
これの元祖はスーパーストリートファイター2。
▼対エディットチーム用メッセージ追加
追加されたチームエディット機能により、
勝利メッセージ等はどうなっているのかと思ったらきちんと追加されていた。
何気に芸が細かい。
以上、このような調整が施されている。
逆に言えばこの程度しか変更されていない。
キャラ性能もそのままだし、コマンド入力のクセも変わっておらず、
鬼焼き等はRE-BOUTでもやはりニュートラルでボタンを押さないと出ない。
もっと改善出来る部分があるにも関わらず敢えてそれを行わなかったのは、
手抜きというよりもKOF'94という原型を崩したくなかったからだと思われる。
本当に手抜きならば上記の調整さえ行わなかったはずだ。
'94の粗を敢えて残したまま、最低限の調整に留め、今遊べる出来にする。
リメイクされてもこの作品は紛れもなくKOF'94なのだと実感出来る作り。
格ゲー好きというよりも、'94好きへ向けた作品と言えるだろう。
脱衣KOも健在 。
ハイレゾでプレイヤーキャラに追加されても、名前は
父 。
JOE伝説出張版
鼻の穴がデカイと笑い者にされる 。