考察 タムタムの素顔はどうなっているのか?

仮面の戦士、タムタム。
初代〜真の間でかの藤堂氏のように一人だけ抹消されたものの、
実はパクパクとして登場していた、さらに天サムで復活、と
非常に恵まれた人生を歩んで来た幸せな漢だ。
タムタムは戦いに繰り出す際、
被ることにより鬼神の力を得る神の面を必ず身に付けるのだが、
しかしこの面が曲者で、その力の代償として生気を吸われてしまう。

仮面の力を使いすぎた者は
←この写真のように命にまで危険が及ぶのだ。
神の面は諸刃の剣なのである。
アンタの方が生気吸われてそうだけどな、じいさん

そんなタムタムだからして、普段は仮面など付けず素顔で生活しているのだが、
実はこの素顔には色々と疑惑の声が飛び交っている。

まずは初代サムスピ時の素顔を見てみよう。


キショッ!!

見事に覆面キャラ=美形の法則を破っている。
サムスピよりもゲームセンターあらし等に出そうな顔だ。
人斬り攻略よりもファミコンを攻略してそうである。

そして次が問題の真サムの素顔。




ワ、ワイルドな魅力!!

初代時とは似ても似つかぬその美形っぷり。
妹であるチャムチャムまで「誰こいつ!?」と言わんばかりに驚いている。
これはどうなっているのだろうか?

では時間軸では真の前である天サムも見てみよう。


 キャプテン翼になっている

今にも「なにィー!?」と言い出しそうだ。

人間よりも球蹴ってそうな顔のうえに肝心の目元が見えないが、
これによってつまり初代〜天の間に何度か顔が変わる事件があったと見ることが出来る。

ここで思い出して欲しいのだが、
初代でパレンケストーンを取り戻したタムタムは石(神)の力で村に光を呼び戻し、
ボンゴちゃんの足を治したりしている。
そして真のチャムチャムもタンジルストーン奪回の褒美に
彼らが崇める神、ケツアルクアトルから、ありったけの食べ物を貰っているのだ。
さらに神の面を使いすぎたために天サムで命尽きかけた際も、
奇妙な老人の祈りでタムタムは生気を取り戻している。

オカルトめいているが、祈れば叶うのが彼らの部族なのである。
信仰心厚く、何度も神のため戦ったタムタムの願いならば
たちどころに叶えてくれるだろう。

つまり初代から真の間に……

結論 神に頼んで美形にしてもらった

ということなのである。

彼は悩んでいたのだ。
美しく! もっと美しくなるために……!!

誰よりも美しくなるために作り上げたこの極細のウエストッ!!

鍛え抜いたヒッティングマッスル!!

でも…… 足りない! たむたむ マダ タリナイ!!
モット……! モット 美シク ナリタイッ!!
世界中カラ 羨望ノ眼差シヲ アビルホドニ! 誰ヨリモ! 男ヨリモ! 女ヨリモ!
神サマ アタシヲ 美シク シテェ――――――ッッ!!!

そして手に入れた念願の美顔だが、
なまじ蹴りが得意のタムタムであったが故に、
神ケツアルクアトルが参考にしたのがキャプテン翼という皆同じ顔をしたマンガだった(天サム時)。
それがいまいち気に入らなかったタムタムは再度祈りを捧げ、
今は真サムのワイルドな顔に落ち着いているはずである。

koya画伯